植物学教授用掛図コレクション

明治時代は「掛図」を用いて授業を行っていました。本資料は明治35年に印刷された植物学の掛図であり、本学工学部前身の東京高等蚕糸学校において授業に用いられたと考えられます。また、高等教育機関の掛図教材は手描きが多い中、石版印刷による多色刷りの掛図であり、国内での植物学の確立と普及体制が整っていく様子が見て取れます。
教育掛図は時代と共にスライドなどに置き換わっていきました。現在において、掛図の現存資料は貴重です。